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介護の夜勤を検討されている方
介護の夜勤がしんどくて、日勤にするか考えている方
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介護職の夜勤がしんどい・疲れると言われる5つの理由
介護施設の夜勤は24時間体制を維持するために欠かせない業務であり、多くの介護職員が身体的・精神的な負担を感じやすい働き方です。
特に、夕方から翌朝まで続く長時間拘束、少人数での勤務による業務量の増加、夜勤と日勤を繰り返すことで生活リズムが乱れやすいことなどが重なり、疲労が蓄積しやすくなります。
ここでは、介護職の夜勤が「しんどい」と感じられる主な理由について解説します。
疲れる5つの理由
- 拘束時間が長く体力的にきつい(2交代は約16時間)
- 夜勤帯は人員が少なく一人当たりの負担が重い
- 生活リズムが崩れて体調不良が起きやすい
- 緊急対応・判断が求められるプレッシャーが大きい
- 利用者さんとのコミュニケーションが取りにくい
① 拘束時間が長く体力的にきつい(2交代は約16時間)
介護施設では2交代制の夜勤が採用されているところが多く、この場合は夕方から翌朝まで、1回あたりおよそ16時間前後の長時間勤務になるケースが一般的です。
途中で休憩や仮眠が設けられていても、夜間の見守りや排泄介助、コール対応、記録業務など集中力を必要とする業務が続くため、心身への負担は小さくありません。
予定通りに休憩が取れないこともあり、深夜帯の眠気と戦いながら働き続ける状況が続くと、疲労が抜けきらないまま次の勤務を迎えることも珍しくありません。
主なポイント
- 2交代制では16〜17時間拘束が一般的
- 夜間でも集中力が必要な業務が多い
- 休憩や仮眠が十分に取れない場合もある
- 疲労が慢性化しやすい
このように、長時間労働が続くことで、心身ともに大きな負担を抱えやすくなります。
② 夜勤帯は人員が少なく一人当たりの負担が重い
夜勤帯は日勤に比べて配置される職員数が少なく、施設によっては一人でフロア全体を担当する、いわゆる「ワンオペ夜勤」になる場合もあります。
日勤であれば複数人で分担できる巡回、排泄介助、ナースコール対応、記録業務、さらには予期しないトラブル対応なども、夜勤では少人数でこなさなければなりません。
業務が重なると常に気を張り詰めていなければならず、「頼れる人が少ない」と感じる孤独感につながることもあります。
日勤と夜勤の違い
項目 | 日勤帯 | 夜勤帯 |
|---|---|---|
職員数 | 複数名体制 | 少人数・ワンオペもあり |
主な業務 | 介助・レク・送迎など幅広い | 巡回・排泄介助・安否確認が中心 |
心理的負担 | 分担しやすい | 1人当たりの責任が大きい |
人員体制の違いにより、一人当たりの業務量と責任が重くなることが、夜勤特有のしんどさにつながっています。
③ 生活リズムが崩れて体調不良が起きやすい
夜勤では夜間に働き、昼間に眠る逆転生活となります。さらに、日勤と夜勤が入り混じるシフト制の場合、体内時計が乱れやすくなり、寝つきが悪い、眠りが浅い、だるさが抜けないなどの不調を感じやすくなります。
不規則な生活が続くことで睡眠障害やメンタル不調へつながる可能性もあり、体調管理の難しさは夜勤ならではの大きな課題と言えるでしょう。
起きやすい体調の変化
- 寝不足・熟睡感が得られない
- だるさや疲労感が残りやすい
- 食欲や集中力の低下
- 気分の落ち込み
シフトに慣れるまで時間がかかることも多く、慢性的な疲労につながりやすい点が「しんどい」と感じる理由の一つです。
④ 緊急対応・判断が求められるプレッシャーが大きい
夜間は医師や看護師が常駐していない介護施設も多く、利用者さんの体調が急変した際には、介護職員が一次的な観察や初期対応を任される場面も少なくありません。
転倒・転落、急な発熱や体調悪化、呼吸状態の変化など、予期せぬ出来事が起きたときには、少人数体制の中で対応しなければならず、『自分の判断が利用者さんの命に関わるかもしれない』という大きなプレッシャーを感じる人も多くいます。
精神的負担につながる場面
- 急変時の一次判断
- 救急搬送の判断や連絡対応
- 転倒・事故対応
- 夜間の火災・災害対応
こうした緊張感が続くことで、精神的な疲労も強くなりやすいのが実情です。
⑤ 利用者さんとのコミュニケーションが取りにくい
夜勤では利用者さんの安眠を守ることが最優先となるため、日中のように会話やレクリエーションなどを通じてじっくり関わる機会は多くありません。
業務内容も巡回や排泄介助、体位変換、ナースコール対応などが中心となり、どうしても業務的・事務的な関わりが増えやすくなります。
「利用者さんの方と向き合って仕事がしたい」と考えている人ほど、やりがいを感じにくくなるケースもあるでしょう。
夜勤で感じやすい悩み
- 利用者さんと接する機会が少ない
- 感謝や反応が得られにくい
- 認知症の夜間不穏で意思疎通が難しい
- 業務が淡々と感じやすい
精神的な充足感が得られにくいことも、夜勤をつらく感じる一因になっています。
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介護職の夜勤の仕事内容
介護施設の夜勤は、利用者さんが安心して夜を過ごせるように、安全と健康を見守る大切な役割を担っています。
主な仕事は、食事や排泄といった生活介助に加えて、定期的な巡回や安否確認、体調変化への対応、そして翌朝に向けた準備など多岐にわたります。
夜勤は日勤よりも少人数で広い範囲をカバーすることが多く、日勤からの正確な申し送りを受け、状況に応じて臨機応変に判断しながら業務を進めていくのが特徴です。
ここでは、介護職の夜勤では実際にどんな仕事を行うのか、具体的な内容をわかりやすく解説します。
申し送り
出勤後、まず最初に行うのが「申し送り」です。日勤帯の職員から、利用者さんの体調やその日の出来事、特別な指示事項などを共有してもらいます。
夜勤中に体調の変化があった場合でも落ち着いて対応できるよう、一人ひとりの状態を頭に入れておくことが欠かせません。
情報の聞き漏らしは事故につながる恐れがあるため、疑問点はその場で確認し、正確な把握を心がけます。
申し送りで確認する主な内容
- 発熱・食欲低下など健康状態の変化
- 医師や家族からの伝達事項
- 不穏行動など夜間に注意すべきポイント
見守り・巡回
利用者さんが就寝した後は、定期的に施設内を巡回して安否確認を行います。
巡回の頻度は施設によって異なりますが、おおむね1〜2時間ごとが目安です。眠っているかどうかだけでなく、呼吸状態や体勢、ベッドから落ちそうになっていないかなども確認します。
特に、認知症の方で徘徊の可能性がある場合には、安全確保のための見守りが重要になります。
巡回で確認すること
- 呼吸・表情・覚醒状態
- 転倒やベッドからの転落の危険性
- 廊下や出入口、火の元の安全確認
ナースコール対応
夜勤中は利用者さんからのナースコールに対応します。内容は排泄介助の依頼や体調不良の訴えのほか、不安や寂しさから話し相手を求める場合もあります。
夜勤はスタッフ数が限られており、複数のコールが重なることもあるため、緊急度や優先度を冷静に判断して対応する力が求められます。
呼び出し内容 | 具体例 |
|---|---|
排泄関連 | トイレ誘導・おむつの違和感 など |
体調不良 | 痛み・吐き気・息苦しさ など |
精神的ケア | 不安・眠れない・話したい など |
体位交換・オムツ交換
自分で寝返りが打てない利用者さんの場合、床ずれ(褥瘡)を防ぐために定期的な体位交換を行います。
一般的には2時間以内を目安に姿勢を変更し、クッションを使って体圧が一ヶ所に集中しないよう調整します。
併せて、おむつ交換やトイレ誘導などの排泄介助も重要な業務です。睡眠を妨げすぎないよう配慮しながら、皮膚の状態や排泄リズムに合わせてケアを行います。
体位交換・排泄介助のポイント
- 床ずれ防止のための体圧分散
- 定時・随時のおむつ交換
- 個々の排泄リズムに合わせた声かけ
服薬介助
夕食後や就寝前、起床後など、指示された時間に薬が確実に服用できるようサポートします。
服薬は利用者さんの健康維持に直結するため、薬の種類や量、服用時間に誤りがないか慎重に確認する必要があります。
嚥下機能が低下している方の場合は誤嚥のリスクもあるため、飲み込みやすい姿勢を整え、きちんと服薬できたか最後まで見守ります。
服薬介助で意識すること
- 利用者さん本人・薬・時間のトリプルチェック
- 姿勢の調整と嚥下の確認
- 服薬後の体調観察
緊急時対応
夜勤中に体調急変や事故、災害などが発生した場合には、現場での一次対応を担います。
夜間は医師や看護師が不在のことも多いため、状況を冷静に把握したうえで、必要に応じて責任者や医療機関へ連絡し、救急搬送の手配などを行います。
命に関わる判断が求められる場面もあるため、平常時からマニュアルや連絡体制を確認しておくことが欠かせません。
発生事象 | 主な対応 |
急変 | 意識・呼吸確認、看護師連絡、救急要請 |
転倒・転落 | 傷の確認・応急処置・バイタル測定 |
災害 | 避難誘導・安否確認 |
記録業務
夜勤中に行ったケア内容や利用者さんの様子は、介護記録として残します。
睡眠状況、排泄の有無、体調の変化、夜間の行動などを正確に書き残すことで、24時間を通じたケアの質を高めることにつながります。
また、夜間の落ち着いた時間帯を利用して、備品の確認や事務作業を行う場合もあります。
主な記録内容
- 夜間のケア内容
- 利用者さんの状態変化
- トラブルや対応内容
朝の準備・引継ぎ
早朝になると、起床介助や更衣、整容、朝食の準備・介助を行い、一日のスタートをサポートします。勤務の最後には、夜勤中に起きた出来事や気づいた点を日勤スタッフへ申し送ります。
小さな変化であっても、省略せず共有することが大切で、この正確な引き継ぎによってケアの連続性が保たれます。
朝の業務で行うこと
- 起床・更衣・整容・食事介助
- 体調や行動の変化を共有
- 必要事項を他職種へ報告
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介護の夜勤の働き方
介護職の夜勤は、施設が24時間体制でサービスを提供し、利用者さんの安全を守るために欠かせない働き方です。
夜勤のシフト形態には主に「2交代制」と「3交代制」があり、特に拘束時間は長いものの、明け休みなどで連休を確保しやすい2交代制が多くの施設で採用されています。
夜勤は体力面での負担が大きい一方、夜勤手当による給与アップや、通勤ラッシュを避けられるといったメリットもあります。
夜勤シフトの種類(2交代制・3交代制)
介護現場の夜勤シフトは、1日の勤務時間の区切り方によって大きく2つに分かれます。最も一般的なのは「2交代制」で、日勤(約8時間)と夜勤(約16時間)に分かれているのが特徴です。
1回の夜勤で長時間働く代わりに、夜勤明けやその翌日が休みになるケースも多く、実質的に連休のような働き方がしやすくなります。
一方、「3交代制」は日勤・準夜勤・深夜勤の3つに分かれており、1回あたりの勤務時間はおおむね8時間前後です。
1回の負担は軽減できますが、出勤回数が増えやすく、シフトの切り替えに合わせた生活調整が必要になる点がデメリットとして挙げられます。
シフト形式 | 拘束時間の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
2交代制 | 約16時間前後 | 拘束は長いが、夜勤明け+翌日休みなどで実質的な連休を取りやすい |
3交代制 | 約8時間前後 | 1回の負担は軽いが、夜勤の出勤回数が増えやすく生活リズムの調整が必要 |
夜勤回数の目安(月4〜8回)
日本医労連『2024年介護施設夜勤実態調査結果』によると、月平均夜勤回数は4.4回となっています。
中には、人手不足などの影響で6〜8回前後の夜勤が発生することもあり、施設の人員体制や勤務形態によって大きく異なります。
また、夜勤のみを担当する「夜勤専従」という働き方を選べる場合もあり、収入やライフスタイルに合わせて勤務回数を調整できることもあります。
夜勤回数の目安
- 一般的な平均:月4〜5回程度
- 多い場合:月6〜8回になることも
- 夜勤専従:夜勤のみで働く働き方も選択可能
無理のない範囲で働けるよう、自分の体力や家庭状況に合った勤務回数を相談できる職場を選ぶことが大切です。
仮眠・休憩はどのくらい取れる?
法律上、8時間を超える勤務には最低60分以上の休憩が必要とされています。
介護現場で一般的な16時間夜勤(2交代制)では、2時間前後の休憩や仮眠時間が設けられていることが多いですが、必ずしも毎回しっかり確保できるとは限りません。
特に夜勤者が1人だけの「ワンオペ夜勤」の場合、ナースコールや急変対応が続くと、思うように休憩が取れないこともあります。
休憩・仮眠の目安
- 2交代制(16時間)の休憩・仮眠時間の平均は約2時間程度10分前後
- 3交代制(8時間)の休憩・仮眠時間の平均は約1時間前後
また、仮眠室や休憩スペースの環境も重要なポイントです。
専用の仮眠室を設けている施設もあれば、事務所のソファや簡易ベッドで休む場合もあり、休憩の質は施設環境に大きく左右されます。
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介護の夜勤は疲れる!手抜きせずに乗り切るコツ
介護職の夜勤は、16時間にも及ぶ長時間勤務や生活リズムの崩れにより、心身ともに大きな負担がかかりやすい働き方です。
慢性的な疲労が続くと、集中力の低下やパフォーマンスの低下だけでなく、睡眠障害やメンタル不調につながる可能性もあります。
ここでは、夜勤の負担を少しでも軽くし、無理なく働き続けるための7つの方法を分かりやすく解説します。
① 夜勤前日は睡眠をしっかり確保する
夜勤に備えて体力を温存するためには、質の良い睡眠を確保することが大切です。
ただし、出勤直前まで何時間も寝続ける「寝だめ」は、体内リズムを狂わせてしまうため逆効果になることがあります。
基本は、普段通りの時間に一度起床し、出勤前に1〜2時間程度の短い仮眠を取ること。日頃から軽い運動習慣を取り入れておくと、睡眠の質そのものも高まりやすくなります。
ポイント
- 寝だめは避け、普段通りの時間に起床する
- 出勤前に1〜2時間の短時間仮眠を
- ウォーキングなど軽い運動で睡眠の質を高める
② 夜勤中の仮眠・休憩を上手に活用する
2交代制の夜勤では、2時間前後の休憩・仮眠が設けられていることが一般的です。
深く眠れない場合でも、暗い場所で目を閉じて体を休めるだけで疲労回復につながります。
また、仮眠前にコーヒーやお茶などでカフェインを摂ると、目覚めがスッキリしやすくなる人もいます。
施設によっては仮眠室が整備されているため、休憩環境も職場選びの重要ポイントです。
ポイント
- まとまった休憩は“仮眠優先”で活用
- 眠れなくても静かな環境で目を閉じるだけでもOK
- カフェインは仮眠前に上手に取り入れる
③ 夜勤中の食事は消化の良いものを選ぶ
夜間の重たい食事は、胃腸に負担をかけるだけでなく、眠気やだるさにつながることがあります。腹八分目を意識し、消化の良いメニューを選ぶのがおすすめです。
おすすめの食品 | 避けたい食品 | 理由 |
|---|---|---|
おにぎり・バナナ・ゆで卵 | カップ麺・揚げ物 | 消化が良くエネルギーに変わりやすい |
野菜や魚・スープ | ジャンクフード・菓子パン | 胃腸への負担が大きい |
うどんなど軽食 | 脂っこい食事・大盛りご飯 | 眠気や倦怠感の原因になる |
コンビニで手軽に買える軽食を取り入れると、無理なく続けやすくなります。
④ こまめな水分補給とストレッチを行う
夜勤は立ち仕事や同じ姿勢が続くことが多く、体が固まりやすいのが特徴です。
巡回の合間や休憩中に、屈伸やストレッチ、軽い体操を取り入れることで血流が改善し、むくみや疲労の軽減につながります。
カフェイン入り飲料を上手に取り入れつつ、脱水を防ぐために水分補給も忘れないことが大切です。
ポイント
- 足をほぐすストレッチを意識する
- 眠気が強くなる前にカフェインを活用
- こまめに水分補給を行う
⑤ 生活リズムを崩しすぎない
夜勤明けは眠気が強くなりがちですが、午前中の2〜3時間だけ仮眠するのがおすすめです。昼過ぎまで眠ってしまうと、夜に眠れなくなり、生活リズムが乱れてしまいます。
短時間の仮眠後は、軽い外出や趣味の時間を作り、自然光を浴びることで体内時計をリセットしましょう。
ポイント
- 明けの日の仮眠は2〜3時間程度に抑える
- 午後は無理なくリフレッシュ
- 食事は抜かず、規則正しいタイミングで
⑥ 困ったときは一人で抱え込まない
夜勤は少人数体制になりやすく、責任も大きくなります。特に急変対応などは心理的な負担が強く、一人で抱え込むと強いストレスにつながります。
緊急時の連絡体制を事前に確認し、迷ったらすぐ相談することが大切です。
また、見守りセンサーなどICT機器を活用できる環境で働くのも、負担軽減につながります。
ポイント
- 緊急連絡先・判断ルールを確認しておく
- 申し送りで情報共有を徹底
- ICTツールも積極的に活用
⑦ メンタル不調のサインにも早めに気づく
夜勤は生活リズムが乱れやすく、心身の不調が表れやすい働き方です。以下のようなサインが続く場合は要注意です。
- 眠りたいのに眠れない
- 気分の落ち込みが続く
- 夜勤前に強い不安を感じる
- 食欲がない・疲れが抜けない
無理をせず、配置転換や転職を含め「夜勤のない働き方」を検討することも選択肢です。
デイサービスや訪問介護など、日勤中心の職場も多数あります。
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介護職が夜勤をするメリット
介護職の夜勤は「体力的にきつい」「大変」というイメージを持たれがちですが、その一方で働く側にとって魅力的なメリットも多く存在します。
代表的なのは、夜勤手当や深夜割増賃金による収入アップ、日勤帯よりも落ち着いた業務環境、さらに人間関係のストレスが軽減しやすいことなどです。
平日日中の時間を自由に使える点も、夜勤ならではの大きな魅力と言えるでしょう。
夜勤手当で収入が増える
夜勤をする最大のメリットは、給与面での優遇が大きいことです。
基本給とは別に「夜勤手当」が支給され、さらに法律で定められている「深夜割増賃金(22時〜翌5時は25%増)」も上乗せされます。
日本医療労働組合連合会の2024年介護施設夜勤実態調査結果によると、看護職員の正規社員の2交替夜勤の手当額の平均は6,290円です。
日勤のみで働く場合と比べて、年間で10万円以上の収入差が生まれるケースも珍しくありません。
収入アップを重視する方にとって、夜勤は大きなメリットとなる働き方です。
日勤より業務量が少ないこともある
夜勤は拘束時間が長いものの、業務内容そのものは日勤より限定的になることがあります。
主に対応するのは以下のような業務です。
- 巡回・見守り
- 排泄介助
- 体位変換
- ナースコール対応
日勤でよく行う「入浴介助」「レクリエーション」「機能訓練」といった、体力を大きく使う業務は基本的にありません。
業務項目 | 日勤帯 | 夜勤帯 |
|---|---|---|
主な身体介助 | 入浴・食事・排泄など激務 | 排泄・体位変換が中心 |
イベント | レクリエーションや行事あり | ほぼなし |
事務作業 | 介助で残業になることも | 落ち着いて進めやすい |
利用者さんが就寝している時間帯は比較的静かなため、自分のペースで働きやすいのも夜勤ならではの特徴です。
人間関係のストレスが軽減しやすい
夜勤は日勤と比べてスタッフ数が少なく、人間関係の負担が軽くなりやすいというメリットがあります。
日勤帯のように多くの職員と連携する必要が少なく、1人または少人数で業務をこなす体制になるため、対人関係のストレスを感じにくいのです。
向いている人
- 必要以上の雑談や人間関係に疲れている
- 自分のペースで仕事を進めたい
- 人目を気にせず黙々と働きたい
人間関係が原因で悩みやストレスを抱えている人にとって、夜勤は心身ともに楽になる働き方と言えるでしょう。
日中の時間を有効活用できる
夜勤のもう一つの大きな魅力が、日中の自由時間を確保しやすいことです。
特に2交代制では、夜勤明けの翌日が公休になることが多く、実質「1日半の自由時間」を作りやすくなります。
夜勤だからこそできること
- 平日に役所・銀行へ行ける
- 病院や美容室の予約が取りやすい
- 旅行・推し活・趣味の時間を確保しやすい
- 通勤ラッシュを避けられる
朝方の退勤になるため、満員電車に巻き込まれにくいのも快適です。
仕事だけでなく、プライベートも充実させたい人にとっては、大きなメリットになります。
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介護職の夜勤はデメリットも多い?
介護職の夜勤は給料面のメリットがある一方で、身体的・精神的な負担が大きい働き方でもあります。
ここでは、夜勤の主なデメリットや注意点をわかりやすく解説します。
長時間勤務による身体的負担が大きい
介護職の夜勤では、2交代制だと16時間前後の長時間勤務になることが一般的です。
巡回や排泄介助など、体力を使う業務が夜通し続くため、慢性的な疲労や睡眠不足につながりやすい点が大きなデメリットです。
生活リズムが乱れやすく体調を崩しやすい
夜勤は昼夜が逆転するため、体内時計が乱れやすい働き方です。
睡眠の質が低下したり、食欲不振・頭痛・倦怠感などの体調不良が起こりやすくなります。連続夜勤が続くと、心身のバランスを崩す人も少なくありません。
夜間は少人数体制で精神的なプレッシャーが大きい
夜勤帯は職員数が少なく、一人当たりの負担が大きくなりやすいのが特徴です。
利用者さんの急変や事故が発生した場合、一次判断を任されるケースもあり、「自分しかいない」という強いプレッシャーを感じる人もいます。
緊急対応・判断に迷う場面が多い
夜間は医師や看護師が不在の場合も多く、判断に迷うケースでも自分で対応を進めなければならない状況が起こり得ます。
救急搬送の判断や家族連絡など、重要な判断を背負う負担が精神的ストレスにつながるケースも少なくありません。
仮眠や休憩が十分に取れないことがある
制度上は休憩が設けられていますが、ナースコールや巡回で実質的に眠れないこともあります。
特にワンオペ夜勤では、休憩時間であっても完全に業務から離れられないケースがあり、疲労が蓄積しやすくなります。
家族や友人との生活リズムが合いにくい
夜勤明けは日中に睡眠を取る必要があり、休日や夜の時間帯に予定を合わせにくいというデメリットもあります。
家族との団らんや友人との交流時間が減り、孤独感を感じやすくなる人もいます。
体調悪化やメンタル不調につながる可能性がある
夜勤や交替制勤務が続くと、体内時計が乱れやすく、睡眠障害や自律神経の不調、うつ病などのメンタル不調のリスクが高まることが報告されています。
とくに、睡眠時間帯が日によって大きくずれる交代制勤務では、不眠や強い眠気、生活習慣病のリスクが高くなるとされています。
「眠れない」「出勤前に動悸や不安を感じる」などのサインが出た場合は、早めに相談しましょう。症状によっては働き方の見直しも必要です。
出典:交代勤務睡眠障害(こうたいきんむすいみんしょうがい)|厚生労働省
出典:適切な睡眠・休養促進に寄与する「新・健康づくりのための睡眠指針」と連動した行動・習慣改善ツール開発及び環境整備
出典:Ⅰ メンタルヘルス対策のポイント
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介護職の夜勤がつらいと感じたときの“危険サイン”
介護職の夜勤は、身体的にも精神的にも大きな負担がかかる働き方です。
不規則な生活によって体内時計が乱れると、慢性的な疲労や睡眠障害、情緒不安定といった症状が現れる場合があります。
これらは体や心が発している「無理をしているサイン」であり、放置するとメンタルヘルスの悪化や、うつ病などの深刻な状態へ発展する恐れもあります。少しでも異変を感じたら、早めの対処が大切です。
眠れず出勤が続いている
人は夜間に眠ることで心身を回復させる仕組みになっています。
そのため、夜勤でリズムが乱れると深刻な睡眠障害を招きやすくなります。
特に、仕事中に襲ってくる強い眠気を無理に押し殺し続けると、「眠るべき時に眠れない」状態に陥ることがあります。
十分な休息を取れないまま出勤を繰り返すことは、慢性的な疲労や集中力低下につながり、日常生活全体のパフォーマンスを大きく落としてしまいます。
こんなサインは要注意
- 疲れているのに布団に入っても眠れない
- 眠りが浅く、何度も目が覚める
- 仮眠を取っても全く休んだ気がしない
睡眠の問題は“夜勤の疲れ”として片付けず、早めに見直すことが大切です。
食欲がない・涙が止まらない
食欲がなくなる、理由もなく涙が溢れるといった症状は、強いストレスにより自律神経やメンタルが疲弊しているサインです。
夜勤ならではの孤独感や、思い通りにケアできないことへの葛藤が積み重なると、感情のコントロールが難しくなり、意欲やモチベーションの低下につながることがあります。
次のような状態が続く場合は注意しましょう。
- 食べ物を見ても食欲がわかない
- 悲しくないのに涙が出てくる
- 何をしても楽しいと感じられない
これは“気持ちが弱いから”ではなく、心のSOSです。
職場に行くことを考えると動悸がする
職場へ向かうことを想像しただけで、胸がドキドキしたり、吐き気やめまいが起こる場合は、心理的ストレスが限界に近い可能性があります。
夜勤は少人数体制で責任も重く、「自分一人で全てを対応しなければならない」という不安が大きな負担となります。
特に緊急時の対応を一人で判断しなければならない状況は、強烈なプレッシャーとなりやすいものです。
こんな症状は要注意
- 出勤前に動悸・吐き気・震えが出る
- 強い不安感で眠れない
- 「職場に行きたくない」という思いが止まらない
体が拒否反応を示している場合は、無理をしないことが何より大切です。
ミスが増えて注意力が落ちている
慢性的な疲労や睡眠不足は、脳の働きを大きく低下させます。
普段なら絶対にしないようなミスが増えてきた場合、体や脳が限界に近づいている可能性があります。
介護現場では小さなヒューマンエラーが重大事故につながることもあり、注意が必要です。
よくある兆候
- 服薬量や利用者さんの名前を間違えそうになる
- 記録漏れや抜けが増える
- ぼーっとして周囲の変化に気づきにくくなる
ミスが増えると「自分は向いていないのでは」と自分を責めてしまいがちですが、原因は多くの場合疲労とストレスです。
出典:健康づくりのための睡眠指針の改定に関する検討会報告書|厚生労働省
出典:介護保険最新情報Vol.1436 令和7年11月7日
医師・家族から止められている
周囲から「最近元気がない」「顔色が悪い」と心配されたり、医師から働き方の見直しを勧められた場合は、自分が感じている以上に心身が消耗している可能性があります。
不規則勤務は、睡眠障害やメンタル不調のリスクを高めることが知られています。
- 健康診断の結果が悪化している
- 医師から休養を勧められた
- 家族にも心配される状態が続いている
夜勤が体質に合わない人は一定数います。これは決して珍しいことではありません。
大切なのは“無理をしないこと”
夜勤の負担を一人で抱え込む必要はありません。まずは、できる対策から始めましょう。
- 上司や管理者へ相談する
- 夜勤回数の見直しを依頼する
- 仮眠や休憩環境の改善を求める
もし今の環境で改善が難しい場合は、日勤のみの職場へ転職することも立派な選択肢です。 あなたの心と体の健康は、何よりも大切です。
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夜勤あり施設に転職する前に必ず確認すべきこと
夜勤の負担感や働きやすさは、施設の設備や人員体制、教育制度によって大きく異なります。
転職後に「思っていたのと違う」というミスマッチを防ぐためには、求人票の表面的な条件だけでなく、現場の運用実態をどこまで事前に確認できるかが重要です。
ここでは、身体的・精神的な健康を守りながら長く働き続けるために、夜勤あり施設へ転職する前に確認すべき6つの重要ポイントを解説します。
確認すべきポイント
- 仮眠室・休憩室の環境が整っているか
- 夜勤人数の体制が無理のない配置になっているか
- 夜勤回数・シフトの組み方が自分に合っているか
- 夜勤手当の金額や支給条件が明確になっているか
- 教育体制・引き継ぎフローが十分に整備されているか
- 緊急時のサポート体制が明確になっているか
仮眠室・休憩室の環境が整っているか
休憩中にしっかり心身を休められる環境が整っているかどうかは、疲労の蓄積を左右する大きなポイントです。
大規模施設では専用の仮眠室が設けられていることもありますが、小規模施設では事務所やロッカー室が仮眠スペースとして使われるケースもあります。
「業務を離れて自由に休める状態か」という休憩の定義が守られているかを、必ず確認しておきましょう。
チェックポイント
- 専用仮眠室の有無(兼用スペースではないか)
- 横になれるベッド・寝具が整っているか
- 静かでプライバシーが確保されているか
- 休憩が計画的に取得できる運用になっているか
夜勤人数の体制が無理のない配置になっているか
夜勤中に何人で働くかによって、一人あたりの仕事量や感じるプレッシャーは大きく変わります。特に「ワンオペ夜勤」の場合、ナースコールや緊急対応が重なると休憩が取れないリスクが高まります。
夜勤が一人ではなく複数名体制かどうか、そしてICT機器や見守りシステムが導入されているかも、負担を減らせる職場かどうかを見極める重要なポイントです。
施設種別 | 夜間の配置基準の目安 |
|---|---|
特別養護老人ホーム | 利用者さん20〜25人に対し1人以上 |
介護老人保健施設 | 利用者さん25人に対し1人以上 |
グループホーム | ユニットごとに1人 |
小規模多機能型 | 宿泊者がいれば1人以上 |
確認しておきたいポイント
- 実際の夜勤人数
- ワンオペの有無
- 緊急時の応援体制
- 見守りセンサー等の導入状況
出典:介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) の報酬・基準について(検討の方向性)
出典:・厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準(◆平成12年02月10日厚生省告示第29号)
出典:301 介護老人福祉施設サービス費(要件一覧)
夜勤回数・シフトの組み方が自分に合っているか
夜勤回数には法律上の上限がなく、施設によって大きく異なります。
一般的には月4〜5回程度が目安ですが、人手不足の現場では6〜8回以上になることもあります。
また、夜勤明けの翌日が休みになるか、勤務間インターバル(次の勤務までの休息時間)が確保されているかなど、無理なく続けられる体制かどうかも重要な確認ポイントです。
確認すべき点
- 月平均の夜勤回数
- 2交代制 or 3交代制
- 夜勤明けの扱い(休日か出勤か)
- 勤務間インターバルの有無
夜勤手当の金額や支給条件が明確になっているか
夜勤による収入アップを重視する場合、夜勤手当の内容や支給条件を事前に確認した方がよいでしょう。
法律で義務づけられている深夜割増賃金(午後10時〜午前5時は25%増)とは別に、施設独自の「夜勤手当」を支給しているケースが一般的です。
夜勤手当の相場は、1回あたり約3,000〜6,600円、平均で約6,300円程度とされています。
ただし、深夜割増分が含まれているのか、別途支給なのかは施設ごとに異なるため、求人票だけでなく面接時にも確認しておくと安心です。
- 深夜割増込みか、別途支給か
- 夜勤手当の支給条件
- 月収・年収にどの程度影響するか
- 固定残業と混同されていないか
出典:令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
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教育体制・引き継ぎフローが十分に整備されているか
未経験者や新しい職場へ転職する際には、教育体制の有無が安心感を大きく左右します。
最初からいきなり単独夜勤ではなく、同行夜勤があるかどうかを必ず確認しましょう。
チェックポイント
- 夜勤前のOJT期間
- 同行夜勤の回数
- 申し送り・記録のルール
- 業務マニュアルの整備状況
緊急時のサポート体制が明確になっているか
夜勤中に最も大きな負担がかかるのは、利用者さんの急変や事故です。
「誰に・いつ・どのように連絡すればいいのか」が明確でない環境では、常に大きな不安を抱えながら働くことになります。
確認したいポイント
- 看護師や管理者とのオンコール体制
- 救急要請の判断基準
- 事故発生時の対応マニュアル
- 応援スタッフの手配ルール
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介護職の夜勤がどうしても合わないと感じたら
介護の仕事自体にはやりがいを覚えていても、不規則な生活や夜間のプレッシャーによって、「どうしても夜勤が身体に合わない」と悩む方は少なくありません。
無理をして健康を損ねてしまう前に、自分の体質やライフスタイルに合った働き方へシフトすることも、良い選択肢です。
介護の現場には日勤のみの働き方も多く存在するため、「夜勤だけが介護の働き方ではない」という前提で、柔軟に方向転換を検討していきましょう。
日勤のみの職場に変える
夜勤による生活リズムの乱れを根本から見直す最も確実な方法は、日勤のみの職場へ切り替えることです。
体調やメンタル面を優先しながら働き続けたい方にとって、現実的で負担の少ない選択肢と言えるでしょう。
働き方 | 内容 | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
通所型施設(デイサービス/デイケア) | 利用者さんが日中のみ通所してサービスを受ける施設 | 基本的に夜勤なし/生活リズムを整えやすい |
訪問介護(在宅ヘルパー) | 利用者さんの自宅を訪問して介護サービスを提供 | 日中勤務中心/直行直帰の働き方も可能 |
パート・アルバイト勤務 | 入所施設などで日勤のみのシフトに調整 | 夜勤免除が通りやすい/収入は夜勤ありより減少傾向 |
ただし、夜勤手当がなくなる分、月給や手取り額が下がる可能性がある点は、あらかじめ理解しておく必要があります。
ショート夜勤のある施設を選ぶ
「夜勤はつらいけれど、収入面を考えるとゼロにはしたくない」という方には、3交代制(1回約8時間のショート夜勤)を採用している施設という選択肢もあります。
身体的負担の軽減 | 主流の2交代制(16時間夜勤)に比べて拘束時間が短く、体力面で余裕を持ちやすくなります。 |
注意点 | 1回の負担は軽くなる一方で、夜勤回数が増える傾向があり、夜勤明けの翌日にすぐ次の勤務が入るなど、生活リズムの調整が難しい場合もあります。 |
自分の体質や生活サイクルに合うか、よく見極めることが大切です。
無理をしない転職の進め方
今の環境がつらいからといって、勢いで退職や転職を決めてしまうのはリスクがあります。次の職場で後悔しないためにも、段階を踏んで冷静に進めることが大切です。
【無理をしない転職の進め方】
- まずは上長へ相談
夜勤回数の調整やシフト変更で改善できる可能性があります。
- スキルアップを継続する
転職では経験やスキルが評価されます。次が決まるまでは、今の職場で実務経験を積み、自分の市場価値を高めておきましょう。
- 専門のサポートを活用する
介護専門の転職エージェントなら、「夜勤なし」「休憩室完備」など細かな条件で探せます。
一人で抱え込まず、介護サービスを上手く活用し、より良い環境へと整えましょう。
介護職を続けながらできるキャリアチェンジ
「夜勤や身体介助からは少し距離を置きたい。」しかし、「介護の仕事は続けたい」という方にも、現場経験を活かせる選択肢が複数あります。
働き方・職種 | 夜勤負担が軽くなる理由・特徴 |
|---|---|
マネジメント業務への昇進 | フロアリーダー・管理者などの職種では、夜勤が減る、またはなくなる場合があります。 |
ケアマネジャー(介護支援専門員) | 5年以上の実務経験が必要ですが、主な業務はケアプラン作成のため、夜勤や身体介助の負担が大幅に軽減されます。 |
自立度の高い施設へ転職 | 「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」などでは、夜勤業務が見守り中心で、心身の負担を抑えやすい傾向があります。 |
キャリアの幅を広げることで、長く安心して働ける環境づくりが可能になります。
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まとめ
介護職の夜勤は、夜間も安心して過ごしてもらうために欠かせない重要な仕事です。
しかし、16時間勤務や少人数体制などによる心身の負担は大きく、人によっては強い疲労や不調を感じることもあります。
大切なのは、「夜勤がつらい」と感じた自分の感覚を無視しないことです。
夜勤回数やシフトの組み方、仮眠環境、人員体制、緊急時のサポートなど、職場環境によって負担は大きく変わります。
無理なく働くためには、事前に情報を確認し、自分の体力や生活スタイルに合った職場を選ぶことが重要です。
よくある質問
Q.介護職の夜勤は体に悪いって本当?
必ずしも「体に悪い」と断定できるわけではありませんが、生活リズムの乱れによる健康リスクがあることは事実です。
人間の体は本来、夜に眠って回復する仕組みのため、夜間に活動を続けると体内時計が狂いやすく、睡眠不足や自律神経の乱れが起きやすくなります。
また、交代制勤務は睡眠障害やメンタル不調のリスクが高まるともいわれています。
ただし、夜勤後にしっかり休息を取り、無理をしない働き方を心がければ、健康を維持しながら働き続けることも十分可能です。
ポイント
- 睡眠不足が続くと不調に繋がりやすい
- 自分の体質や体力と相談することが大切
- 休息の確保・生活リズムの工夫が重要
Q.介護職の夜勤では仮眠はどのくらい取れるの?
一般的には、16時間勤務(2交代制)の場合、休憩は2時間程度に設定されている施設が多いです。
労働基準法第34条では、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は少なくとも60分以上の休憩を途中で与えることが定められています。
16時間前後の長時間夜勤では、実務上は合計2時間程度の休憩(食事休憩+仮眠休憩など)を確保するのが望ましいとされています。
ただし、1人夜勤(ワンオペ)の場合、仮眠が十分に取れないケースもあり、実態は施設によって大きく異なります。
ポイント
- 目安は「2時間前後」の休憩
- きちんと横になれる環境か確認を
- ワンオペは仮眠が取りにくいことも
Q.介護職の夜勤専従という働き方はあり?
はい、介護職の「夜勤専従」という働き方はあります。
夜勤だけを担当するため、日勤との交互勤務よりも生活リズムを固定しやすく、「体が楽」と感じる人も少なくありません。
主なメリット
- 生活リズムを固定しやすい
- 夜勤手当で効率良く稼げる
- 日勤より人間関係や業務の負担が少ないことも
ただし、体質的に夜勤が合わない人もいるため、無理のない働き方を選ぶことが大切です。
Q.介護職のワンオペ夜勤は違法になるの?
介護職員が1人で夜勤を担当する、いわゆる『ワンオペ夜勤』そのものは、厚生労働省が定める人員配置基準を満たしていれば、直ちに違法となるわけではありません。
特別養護老人ホームでは、『指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準』(平成11年厚生省令第39号)第2条により、介護職員または看護職員の総数は『常勤換算方法で、入所者の数が3またはその端数を増すごとに1以上』と定められています。
夜勤配置については、『厚生労働大臣が定める夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準』(平成12年厚生省告示第29号)により、入所者数に応じた最低人員が規定されています。これらの基準を満たしていれば、職員1人での夜勤(ワンオペ夜勤)も直ちに違法とはなりません。
ただし、労働基準法第34条に基づき、休憩時間中は労働から完全に解放される必要があります。ナースコール対応や待機を求められる時間は手待ち時間として労働時間に該当するため、これを休憩時間として扱うことは同法違反となります。
夜勤そのものよりも問題になりやすいのは、休憩時間の取り扱いです。たとえば、
「休憩中でもナースコール対応を命じられる」「電話番をしながらの待機時間なのに、休憩として扱われる」といったケースは、『何かあればすぐ対応する義務がある時間』=手待ち時間とみなされ、法律上は労働時間に当たります。
Q.介護職は未経験でも夜勤に入れるの?
介護職は未経験から夜勤に入ることも可能です。介護業界は慢性的な人手不足のため、未経験者歓迎の求人も多くあります。
ただし、いきなり1人で夜勤を任されることはほとんどありません。
一般的な夜勤デビューの流れ
- まずは日勤で基礎業務を習得
- 先輩職員との同行夜勤で実務を経験
- 慣れてから独り立ち
不安がある場合は、同行研修や教育体制が整っている施設を選ぶことが重要です。
[介護サーチプラス]編集部
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