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公認心理師とは何かを基礎から理解したい人
心理職に興味があり、将来の進路として検討している人
公認心理師のなり方や必要な年数を知りたい人
年収や働き方、将来性に不安を感じている人
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*2026/02/04 時点

公認心理師とは?日本初の心理職国家資格
公認心理師は、2015年(平成27年)に公認心理師法が公布され、2017年(平成29年)に同法が全面施行された、日本初の心理職の国家資格です。
心理に関する専門職として、国が定めた基準を満たした人のみが名乗ることができる「名称独占資格」であり、公認心理師登録簿への登録が必須となります。
近年はメンタルヘルスへの関心の高まりを背景に、医療・教育・企業など幅広い分野で需要が拡大している注目の資格です。

公認心理師の仕事内容
公認心理師は、公認心理師法に基づき、保健医療・福祉・教育・司法・産業といった幅広い分野で心理的支援を行います。
主な業務は法律で明確に定められており、大きく以下の4つに分類されます。
心理アセスメント(観察・分析)
心理的な支援を必要とする人の状態を把握し、「見立て(アセスメント)」を行う業務です。
面談や行動観察、心理検査などを通じて、問題の背景にある心理的要因(発達特性・トラウマ・愛着の課題など)を分析します。
このアセスメントは、支援方針の決定や、多職種との情報共有の土台となる重要なプロセスです。
カウンセリング・心理療法
相談者本人には、カウンセリングや心理療法を通じて支援を行います。
不安やストレスを抱える方には、継続的な面談で感情の整理を促すとともに、認知行動療法など専門的アプローチを用いて問題解決を支援します。
例えば、学校での不登校やいじめへの対応、医療現場でのうつ病やトラウマを抱える患者への心理的サポートなどが代表的です。
関係者への助言・コンサルテーション
本人だけでなく、家族・教職員・職場の上司など周囲の関係者への支援も重要な役割です。
保護者には子どもとの関わり方を助言し、教職員や支援者には問題行動の背景や対応方法を共有します。
また、医師・看護師・精神保健福祉士などと連携する中で、心理専門職としてチーム全体の支援の質を高める役割も担います。
心の健康教育・予防活動
問題が深刻化する前に防ぐ「予防的支援」も公認心理師の重要な仕事です。
学校では、ストレス対処やコミュニケーションを学ぶ授業、自殺予防教育(SOSの出し方教育)などを実施します。
企業ではメンタルヘルス研修やストレスチェック後のフォローを行い、働く人の心の健康維持に貢献します。

公認心理師の主な就職先・働く場所
公認心理師の就職先は、教育・福祉・医療を中心に幅広い分野に広がっています。「2023年度(令和5年度)公認心理師活動状況等調査」によると、主な勤務先は以下の通りです。
教育分野:27.1%
福祉分野:24.7%
保健医療分野:24.1%
出典:公認心理師法附則第5条に基づく対応について(令和6年7月)|厚生労働省
出典:2023年度(令和5年度)公認心理師活動状況等調査報告書(令和6年3月)|一般財団法人日本心理研修センター
この3分野だけで全体の約76%を占めており、公認心理師の主要な活躍フィールドとなっています。
ここでは、代表的な5つの分野ごとに、具体的な就職先と働き方を解説します。
教育分野(スクールカウンセラー)
教育分野は、公認心理師の中でも最も就職率が高い分野です。
主な職場 | 小学校・中学校・高校、特別支援学校、教育委員会、教育相談機関、大学の学生相談室 |
|---|---|
働き方 | スクールカウンセラーとして、いじめ・不登校・発達課題などの相談対応 |
児童生徒へのカウンセリングだけでなく、保護者や教員への助言(コンサルテーション)も重要な役割です。
福祉分野(児童・障害・高齢者支援)
福祉分野では、子どもから高齢者まで幅広い対象に心理支援を行います。
主な職場 | 児童相談所、放課後等デイサービス、障害者支援施設、福祉相談機関、高齢者施設など |
|---|---|
働き方 | 虐待対応、発達障害支援、家族支援などを多職種と連携して実施 |
特に近年は、発達障害や家庭問題への対応ニーズが高まっています。
保健医療分野(病院・クリニック)
医療分野では、精神疾患や身体疾患に伴う心理的問題の支援を担います。
主な職場 | 病院(精神科・一般科)、心療内科クリニック、保健所など |
|---|---|
働き方 | 心理検査・カウンセリング・認知行動療法などを実施 |
医師の指示のもとで治療チームの一員として関わるため、チーム医療の中核的役割を担います。
産業・労働分野(企業・メンタルヘルス)
企業におけるメンタルヘルス対策の重要性が高まり、需要が増えている分野です。
主な職場 | 企業の健康管理室、EAP機関、就労支援機関 |
|---|---|
働き方 | 職場復帰支援、ストレスチェックなどの対応 |
働く人の心の健康を支えることで、生産性向上や離職防止にも貢献します。
司法・犯罪分野(矯正・更生支援)
犯罪や非行に関わる人の心理分析や更生支援を行う専門領域です。
主な職場 | 家庭裁判所、少年院、刑務所、保護観察所など |
|---|---|
働き方 | 心理鑑別、再犯防止プログラム、被害者支援などの対応 |
専門性が高く、社会的意義の大きい分野といえます。
その他の分野(独立・研究など)
上記以外にも、多様な働き方があります。
- 民間カウンセリングルーム(独立開業)
- 大学・研究機関(教育・研究職)
経験を積むことで、独立や専門特化も可能なのが公認心理師の特徴です。

公認心理師になるには?
公認心理師になるには、公認心理師試験に合格し、登録を受ける必要があります。ただし、誰でも試験を受けられるわけではなく、あらかじめ法律で定められた「受験資格(ルート)」を満たさなければなりません。
現在、新たに公認心理師を目指す場合は、主に以下の3つのルートが対象となります。
区分A:大学+大学院ルート
公認心理師を目指す上で、多くの人が選択するのがこの大学院ルートです。
体系的に心理学を学びながら、実習を通じて実践力を身につけられるため、未経験から専門職を目指す人にとって王道の進路といえます。
- 4年制大学で指定科目(25科目)を履修・卒業
- 大学院で指定科目(10科目)を履修・修了
大学院では心理実習やケーススタディを通じて実務に近い経験を積めるため、専門性の高い人材として就職しやすいのが特徴です。
将来的に医療・教育分野で活躍したい人には特に適したルートといえるでしょう。
区分B:大学+実務経験ルート
大学院に進学せず、現場経験を通じてスキルを身につけたい人に適しているのが実務経験ルートです。
実際の支援現場で経験を積みながら受験資格を得られるため、早く社会に出たい人にも選ばれています。
- 大学で指定科目を履修
- 認定施設で2年以上の実務経験
実務経験は国が認定した施設で行う必要があり、任意の施設を自由に選べるわけではありません。
また、大学院ルートと比較すると学術的な専門性の習得機会が限られるため、将来のキャリア設計を踏まえて選択することが重要です。
区分C:海外大学・大学院ルート
海外で心理学を学んだ人が日本で公認心理師を目指す場合は、このルートに該当します。
グローバルな視点を持つ人材として活躍できる可能性がある一方で、国内ルートとは異なる注意点もあります。
- 海外の大学・大学院を修了
- 日本と同等以上の知識・技能があると個別認定
このルートでは個別審査が必要となるため、手続きに時間がかかる場合があります。
また、カリキュラムの適合性も確認されるため、事前に条件をしっかり把握しておくことが重要です。
履修が必要な科目と実習の重要性
受験資格を得るには、指定された科目の履修が必須です。
- 大学:25科目
- 大学院:10科目
これらには以下のような実践科目が含まれます。
- 心理演習
- 心理実習
- 心理実践実習
これらの実習では、実際の支援現場を想定したトレーニングが行われ、心理職として必要な実践力を身につけられます。
単なる座学だけでなく、現場で活かせるスキルを習得することが重視されています。
特例措置(現在は終了)
公認心理師制度の開始当初には、既に心理職として働いていた人を対象とした特例ルートが設けられていましたが、現在はすべて終了しています。
- 実務経験5年以上+講習→終了(2022年(令和4年))
- 施行前入学者向けルート→新規対象外
そのため、これから公認心理師を目指す場合は、基本的に「区分A」「区分B」「区分C」のいずれかのルートを選択する必要があります。

公認心理師試験の難易度・合格率
公認心理師試験は、国家資格として一定の専門性が求められるため、決して簡単な試験ではありません。
ただし、大学・大学院で体系的に学んでいれば合格を目指せるレベルであり、正しい対策を行えば十分に突破可能な難易度といえます。
試験概要(年1回・マーク式)
公認心理師試験は、指定試験機関である一般財団法人日本心理研修センターによって毎年1回行われます。
東京都・大阪府の2会場で実施され、受験料は28,700円(税込)です。第7回以降は3月実施に移行しています。
出題内容は養成カリキュラムに基づいており、心理学の基礎から応用まで幅広く問われるのが特徴です。国家資格として、実務に直結する知識が重視されています。
合格率
公認心理師試験の合格率は、国家資格の中では中程度の水準に位置します。
特に制度開始直後と現在では受験者層が異なり、数値の見方にも注意が必要です。以下に主な試験回ごとの合格率を示します。
区分Gの経過措置終了(2022年(令和4年)第5回試験)以降は、おおむね60〜70%台で推移しています。
試験回 | 実施時期 | 合格率 |
|---|---|---|
第1回 | 2018年(平成30年) | 79.1% |
第2回 | 2019年(令和元年) | 46.4% |
第3回 | 2020年(令和2年) | 53.4% |
第4回 | 2021年(令和3年) | 58.6% |
第5回 | 2022年(令和4年) | 48.3% |
第6回 | 2023年(令和5年) | 73.8% |
第7回 | 2024年(令和6年) | 76.2% |
第8回 | 2025年(令和7年) | 66.9% |
難易度の実態
公認心理師試験は一見すると合格率が高めに見えますが、実際には専門性が高く、しっかりとした理解が求められる試験です。特に以下の点が、難易度を上げる要因となっています。
- 出題範囲が非常に広い
5大分野(医療・福祉・教育・司法・産業)すべてに対応する必要があり、法律や制度の知識も求められます。 - 実務を想定した問題が多い
多職種連携や現場対応など、単なる暗記では対応できない実践的な問題が出題されます。 - 専門的な理解が求められる
心理アセスメントや心理療法など、カリキュラムに沿った深い理解が必要です。
このように、単なる知識量だけでなく「実務で使える理解力」が問われる点が、公認心理師試験の特徴といえます。
勉強時間の目安
公認心理師試験の勉強時間は、受験者の背景によって大きく異なります。
特に大学院で直前まで学んでいた人と、働きながら受験する人では準備期間に差が出やすい点に注意が必要です。
一般的には、数ヶ月〜半年程度の学習期間を確保する人が多く、計画的に範囲を網羅することが重要です。
出題範囲が広いため、短期間の詰め込みではなく、継続的な復習を前提とした学習が合格への近道です。

公認心理師の年収・給料
公認心理師の活動状況等に関する調査によると、先述の同調査などによれば、年収300万円台〜400万円台が中心層とされています(常勤・非常勤を含む)。
特に教育・福祉分野では非常勤が多く、収入が安定しにくい傾向があります。
一方で、医療機関や企業勤務では年収が上がるケースもあり、働く分野によって待遇に差が出やすい職種です。
医療分野で年収アップが期待される理由
公認心理師の待遇改善が進む可能性があります。
2024年度(令和6年度)診療報酬改定では、心的外傷に起因する症状を有する患者に対する「心理支援加算」(250点)が新設されるなど、公認心理師の役割が制度的に明確化されました。
これにより、医療機関にとって公認心理師の必要性が高まり、常勤雇用の増加や給与水準の向上が期待されています。
教育分野の課題(収入が伸びにくい理由)
一方で、教育分野では収入面の課題も指摘されています。
- スクールカウンセラーは非常勤が多い
- 複数校を掛け持ちするケースもある
- 年収が安定しにくい
現在は、スクールカウンセラーの常勤化や定数化に向けた議論も進んでおり、今後の改善が見込まれます。

公認心理師と臨床心理士の違い
公認心理師と臨床心理士は、どちらも心理支援を行う専門職ですが、資格の位置づけや将来性に明確な違いがあります。
特に近年は国家資格である公認心理師への移行が進んでおり、進路選択の際に違いを理解しておくことが重要です。
資格の違い(国家資格と民間資格)
両者の大きな違いは、資格の種類です。国家資格か民間資格かによって、社会的な位置づけや信頼性にも違いが生まれます。
項目 | 公認心理師 | 臨床心理士 |
|---|---|---|
資格区分 | 国家資格 | 民間資格 |
根拠 | 公認心理師法 | 民間団体の認定 |
信頼性 | 国が保証 | 民間団体が保証 |
歴史 | 新しい(2017年(平成29年)〜) | 長い(従来の主流) |
公認心理師は日本初の心理職の国家資格であり、今後の基準となる存在です。
一方、臨床心理士は長年の実績があり、教育現場などでは引き続き重要な役割を担っています。
医療分野での違い(診療報酬)
医療分野においては、公認心理師の優位性が明確になりつつあります。特に診療報酬の観点では、今後のキャリアに大きく影響するポイントです。
- 診療報酬は公認心理師へ統一の方針
- 加算要件に公認心理師が必要になる
この流れにより、医療機関では公認心理師の資格が必須となるケースが増えています。
保険診療上、現在は「当分の間」、臨床心理技術者および公認心理師受験資格保有者も公認心理師とみなされる経過措置が継続していますが、今後、公認心理師への一本化が進むと見込まれます。
実際に、臨床心理士として働いている人が、公認心理師資格を追加取得する動きも広がっています。

公認心理師のメリット・やりがい
公認心理師は、人の心に寄り添いながら社会に貢献できる専門職です。資格取得には時間と努力が必要ですが、その分だけ得られるやりがいや成長実感は大きく、多くの人に選ばれています。
ここでは、公認心理師として働く主なメリットややりがいについて解説します。
人の人生に深く関われる
公認心理師の最大のやりがいは、相談者の人生に深く関わり、その変化を支えられる点にあります。
不安や悩みを抱える人に寄り添い、カウンセリングや心理支援を通じて少しずつ前向きな変化が見られたとき、大きな達成感を得られます。
例えば、不登校の子どもが再び学校に通えるようになったり、うつ状態にあった人が日常生活を取り戻したりする場面に立ち会うこともあります。
こうした「人の回復や成長を支える経験」は他の職種では得がたく、公認心理師ならではの魅力といえるでしょう。
専門職としての社会的信頼
公認心理師は国家資格であり、専門性と信頼性が担保された職業です。
医療・教育・福祉などの現場では、心理の専門家としてチームに参画し、医師や教員と対等な立場で意見を求められる場面も少なくありません。
また、近年はメンタルヘルスへの関心が高まり、企業や学校などでも心理職の需要が増加しています。
国家資格であることから、社会的信用が高く、安定したキャリアを築きやすい点もメリットです。専門職として長く働き続けたい人にとって魅力的な職種といえるでしょう。
幅広い分野で働ける
公認心理師は、活躍できるフィールドが非常に広いのも特徴です。病院やクリニックといった医療機関だけでなく、学校、児童相談所、企業、司法機関など、さまざまな分野で働けます。
そのため、自分の興味やライフステージに合わせてキャリアの方向性を柔軟に選択できる強みがあります。
例えば、教育分野から医療分野へキャリアチェンジしたり、経験を積んで独立開業を目指す道も拓けます。
専門性を活かしながら長期的にキャリアを築ける点も、公認心理師の大きな魅力です。

公認心理師はやめとけ?デメリット・きついと言われる理由
公認心理師は、人の心を支えるやりがいの大きい仕事です。一方で、収入面や精神的負担、求人の地域差などから「やめとけ」「きつい」と言われることもあります。
目指す前にデメリットを理解しておくことで、資格取得後のミスマッチを防ぎやすくなります。
収入が見合わないケースもある
公認心理師は専門性の高い国家資格ですが、年収は必ずしも高いとは限りません。
先述の通り、教育・福祉分野では非常勤が多く収入が安定しにくい側面があります。詳細は「公認心理師の年収・給料」をご参照ください。
精神的負担が大きい
公認心理師は、不安や悩み、トラウマ、虐待、自傷など、深刻な問題を抱える人と向き合う仕事です。
相談者の苦しみに寄り添う一方で、自分自身も心理的な影響を受けやすく、精神的な負担を感じる場面があります。
また、支援の成果がすぐに見えないことも多く、長期的な関わりが必要になるケースも少なくありません。働き続けるには、自己管理やスーパービジョンを活用する姿勢が重要です。
求人が少ない地域もある
公認心理師の求人は、都市部や医療機関、学校、福祉施設などに集中しやすい傾向にあります。
地方では求人自体が少なかったり、希望する分野の募集が見つかりにくいケースも少なくありません。
特にスクールカウンセラーは非常勤勤務が多く、複数の勤務先を掛け持ちすることもあります。
安定した働き方を目指すなら、勤務地や雇用形態を広めに検討することが大切です。
資格取得までのハードルが高い
公認心理師になるには、大学・大学院で指定科目を履修するルートが一般的で、最短でも6年以上かかります。
学費や時間の負担が大きく、社会人から目指す場合は仕事との両立も課題に挙がります。
また、受験資格を得るための科目や実習要件も細かく定められているため、途中で進路変更しにくい点にも注意が必要です。
資格取得を目指すなら、早い段階でルートや費用を確認しておきましょう。

公認心理師に向いている人
公認心理師は、専門知識だけでなく人間性や姿勢も重要な職種です。
どれだけ知識があっても、相談者との信頼関係を築けなければ十分な支援はできません。
ここでは、公認心理師に向いている人の特徴を解説します。
人の話を丁寧に聞ける人
公認心理師に求められるのは、「話を聴く力」が欠かせません。相談者は悩みや不安を抱えているため、否定せず受け止めながら話を聞く姿勢が重要です。
相手の言葉だけでなく、表情や感情の変化にも注意を払いながら理解を深めることで、信頼関係を築けます。
アドバイスを急ぐのではなく、「まずはしっかり聴ける」人は、公認心理師として適性が高いといえるでしょう。
感情に流されすぎない人
相談者の話に共感することは大切ですが、感情に引きずられすぎない冷静さも必要です。
強い感情を伴う相談内容に接する場面も多いため、必要以上に影響を受けると、自身のメンタルに負担がかかります。
適度な距離感を保ちながら、客観的に状況を捉えられる人は、この仕事に向いています。共感と冷静さのバランスを保つことが重要です。
継続して学び続けられる人
心理学や支援技術は日々進歩しており、公認心理師には継続的な学習が求められます。
資格を取得した後も、新しい知識や技法を学び続ける姿勢がなければ、専門職として成長し続けることは難しいでしょう。
また、現場経験を通じて自分の支援を振り返り、改善していく姿勢も重要です。
学び続けることを前向きに捉えられる人は、公認心理師として長く活躍しやすいといえます。

まとめ
公認心理師は、日本初の心理職国家資格として、医療・福祉・教育・企業など幅広い分野で活躍できる専門職です。
資格取得には最短でも6年以上を要し、年収や働き方に課題もある一方で、その分やりがいや社会的意義の大きい仕事といえます。
近年は診療報酬の評価拡大やスクールカウンセラーの配置強化などにより、需要と将来性はさらに高まっています。
これから心理職を目指す方にとって、公認心理師は有力なキャリア選択の一つとなるでしょう。
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よくある質問
Q.公認心理師になるには何年かかる?
公認心理師になるには、高校卒業後から大学(4年)+大学院(2年)の最短6年を要します。一般的には、4年制大学で指定科目を履修し、その後大学院で2年間学ぶルート(区分A)が主流です。
また、大学卒業後に認定施設で2年以上の実務経験を積むルート(区分B)もあります。いずれにせよ、長期的な学習が求められます。
Q.公認心理師は文系でもなれる?
公認心理師は文系からでも十分に目指せます。心理学系の学部・学科は文系に分類されることが多く、理系の専門知識は必須ではありません。
ただし、統計や研究法など一部で論理的思考が求められる科目もあるため、基礎的な学習姿勢は重要です。文理に関係なく、必要科目を履修することが条件です。
Q.公認心理師は社会人からでも可能?
社会人からでも目指すことは可能ですが、時間と費用の負担が大きい点に注意が必要です。
現在は特例ルートが終了しているため、基本的には大学・大学院に進学し直す必要があり、最短でも6年かかります。
通信制大学や夜間大学院を活用し、働きながら資格取得を目指すケースもあります。
Q.公認心理師は臨床心理士とどっちがいい?
結論として、これから目指すなら公認心理師の取得が基本といえます。
公認心理師は国家資格であり、特に医療分野では診療報酬の要件として重視されるためです。
一方で、臨床心理士も教育分野などで評価が高く、両方の資格を取得する「ダブルライセンス」を選ぶ人も多くいます。
Q.公認心理師に将来性はある?
公認心理師の将来性は高いとされています。医療・教育・企業などでメンタルヘルスの重要性が増しており、国も多職種連携やタスクシフトを推進しています。
診療報酬の評価拡大やスクールカウンセラーの配置拡充なども進んでおり、今後も需要は伸びていくと考えられます。












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